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2011年3月10日 (木)

小さな足あと

モモが旅立って2週間。
ふとした時に名前を呼んでしまったり、陽だまりで眠っている姿や、お座りをして私を見つめる姿を思い出したり・・・まだ悲しみが癒えることはありません。今までモモを可愛がって世話をしてきたつもりでしたが、「本当に精一杯のことをやってきたのだろうか?」と考えると、胸が張り裂けそうになります。「父の死をやっと受け入れたばかりなのに、何故こんなに早くモモを奪ってしまうの?」なんて、神様に恨み言を言いたい気持ちもあったりして・・・。
たかがペットと思われる方もいるかもしれませんが、私にとってモモは、本当に特別な存在でした。時には親友であり、妹であり、そして何よりも大切な家族、手塩にかけた娘だったのです。
でも、どんなに悲しくても、辛くても、私はこれから先も生きていかなければならないし、乗り越えなければならないこともたくさんある・・・
そう考えて、少しずつ気持ちを整理していこうと・・・今はそんな心境です。

モモは、一昨年からIBD(炎症性腸疾患)という病気と闘っていました。下痢や嘔吐などの症状を伴う、原因不明の難病です。
人間のように外科的な治療が出来ないため、免疫抑制剤やプレドニゾロン(ステロイド)で治療を受けてきました。最初のうちはある程度コントロール出来ていたのですが、昨年末から効果が芳しくなく、著しく体力が低下し、見るのも辛いほど痩せ細ってしまいました。なので、最近はブログに写真を載せることも極力控えてきたのです。
この病気がある限り、大往生は望めないと覚悟はしていたつもりでした。それでも、まだまだ生きてくれると思っていました。心のどこかで、モモは絶対に死なないと信じてきました。
だって、前日までは食欲旺盛で、元気に過ごしていたのですから。
でも・・・別れは突然にやってきたのです。
私達はただ、小さな命が消えていくのを見守るしかありませんでした。

モモが我が家に来たのは2005年8月。ちょうどリウマチの治療を始めた年でした。
それから5年半の間、どんな時も傍にいてくれました。
私は今まで、自分がモモを選んだと思ってきました。でも、実はそうではなく、私が苦難を乗り越えられるように、私を励ますために、モモが私を選んで来てくれたのだと・・・そんな気がしてなりません。

特別なしつけをした訳ではないけれど、モモは子犬の頃から大人しく、言葉だけでなく、人の気持ちまでも理解出来る賢い犬でした。ちょっと気が強い面もあって噛まれたこともありましたが(^^ゞ
そして、警戒心の強い柴犬にしては珍しく人懐こいところがあったので、ご近所の方や、動物病院のスタッフからもとても可愛がられていました。

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祭壇は頂いたお花やお菓子で一杯です。
たくさんのお悔やみの言葉も頂きました。
こんなにも愛され、死を悼んで頂き、モモは本当に幸せです。
私達だけでなく、皆さんの心にも生きた証、小さな足跡を残せたこと、きっと喜んでいることと思います。
本当に、本当にありがとうございました。

私達も、モモとの楽しい思い出を大切に、これからも過ごしていきたいと思います。
そして、モモが命を懸けて遺してくれた5匹の子供たちが、健やかに一生を送ることを願い、見守っていきたいと思います。

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