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2010年4月23日 (金)

終の場所

もう4月も終わりだというのに、今日は冬のような寒さです。
アップしようと書きかけた記事がいくつかあるのですが、どうしてもそれ以上書くことが出来ず、二週間も放置してしまいました。
年頭の目標、早くも挫折です。スミマセン・・・

父のことで色々あって・・・
実は、また高熱を出して救急搬送され、現在も入院中なのです。
施設への入所が決まるまでの間、自宅で介護しようと前の病院を退院した矢先の出来事でした。
病名は誤嚥性肺炎
食べ物や唾液、痰を気管に吸い込んでしまうことにより起こり、高齢者の最大の死因と言われる病気だそうです。
特に父のような脳梗塞、認知症の人は、嚥下障害(喉の神経や筋肉が正常に働かない)があるため発症しやすいとのこと。

主治医からは4つの治療法を提案されました。

①経口摂取を目指してリハビリをする
②経鼻経管栄養(鼻から胃に管を入れて栄養剤を入れる)
③胃ろう手術(胃に穴を開けて管を入れる)
④点滴のみで栄養や水分を摂取する

いずれの方法を取っても先は長くないと言われましたが、私達家族は、まず①の経口摂取を選択しました。再発率は高くても、もう一度父に好きなものを食べさせてあげたいと望みを掛けたのです。
でも、ダメでした。
何度リハビリをしても、上手く飲み込むことが出来ず、喉に詰まって吸引されたり、熱を出したり・・・その度に苦しい思いをさせることになってしまいました。
残る選択肢は3つ。
家族で何度も話し合いました。
悩んだ末、④の点滴治療を選択しました。
この方法だと、余命は1~2ヶ月だろうとのことです。それでも、父が苦しむことなく安らかに逝けるならばと考えた結果です。
②か③の方法を選んだとしても、父にとっては、ほんの僅かな延命治療に過ぎないでしょう。それに、もうこれ以上苦痛を与えたくない、痩せ衰えた体にメスを入れるなんて、絶対にしたくないと思ったのです。
辛く、そして悲しい選択でした・・・。

昨日、父の受入れ先が決まり、来月3日に転院することが決まりました。
私の家から程近い病院。そこで、終末期医療を受けるのです。
とうとう父の「終の場所」が決まった・・・
そう思うと、悲しみが一気に押し寄せてきました。
認知症が急速に進んだとは言え、ほんの2ヶ月前までデイサービスにも行って、元気に過ごしていたのに・・・なぜ?という思いもあります。もう高齢だからと思われるかもしれませんが、私にとってはまだ81歳。もっと元気でいて欲しかったし、もっと親孝行をしたかったのです。
父を想うと涙が溢れ、何も手につきません。
泣いて泣いて・・・泣き疲れて眠り、どうかこれが夢であって欲しいと願う毎日。
「現実を受け入れることが、悲しみを乗り越える唯一の方法なんだよ」
ある人がこんな言葉を掛けてくれました。
頭では分かっていても、生きている限り、遅かれ早かれ必ず別れは来るものだと分かっていても、私にはまだ、それを受け入れることが出来ていないのかもしれません。
でも、現実を受け入れなくてはならない時が、いつかはやって来るでしょう。
1ヶ月先・・・2ヶ月先・・・それよりも早いかもしれないし、もっと先かもしれません。
その時まで、父との時間を大切に、そして父が苦しむことなく、安らかに最期を迎えられるように祈る日々を過ごしていきたいと思います。

しばらくぶりの更新なのに、こんな話でごめんなさい。

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